Soraniwa

赤ちゃんの寝かしつけとホワイトノイズ|使い方と注意点

公開日: 2026年8月11日

「ホワイトノイズを流すと赤ちゃんが泣きやむ・寝つきやすい」——子育て中によく耳にする方法です。この記事では、ホワイトノイズが寝かしつけに使われる背景と、使うときの目安・注意点を、やさしくまとめました。

※ 本記事は一般的な情報の紹介です。赤ちゃんの発達や健康に関する判断は個人差が大きいため、心配なことがあれば医師や専門家にご相談ください。

なぜ寝かしつけに使われるのか

赤ちゃんはお腹の中で、血流や心音などの「サーッ」という連続した音を聞いて過ごしていたといわれます。ホワイトノイズはこの音に近い響きを持つため、安心感につながると考えられています。また、生活音や外の物音を覆い隠すマスキング効果により、物音で目を覚ましにくくする狙いもあります。新生児を対象にした小規模な研究では、ホワイトノイズを流したグループの8割が5分以内に眠ったという報告があります(Spencer et al., 1990)。ただし古く規模も小さい研究で、すべての赤ちゃんに効くわけではありません。

使い方の目安

「泣きやむけれど、音を止めると起きる」への答え

寝ついた後に音を止めた瞬間に起きる、という相談です。結論は、急に止めないこと。眠りが浅い時間帯に環境が変わると目が覚めやすいので、時間をかけて小さくします。

Soraniwa での設定例(大人が同じ部屋で聞いていられる大きさで)

数字はスライダーの位置の目安です(右端を 100% として)。表示される数値ではありません。

  1. 「ピンクノイズ」を 15% 前後。ホワイトノイズより高い音が少なく、離れた場所からでもやわらかく聞こえます。
  2. スリープタイマーを 30 分に。終了時は 30 秒かけて音が下がるので、ぷつりと切れません。
  3. それでも起きるなら、タイマーを 60 分にして、寝ついてから止めるまでの時間を長めに取る。
  4. スピーカーは赤ちゃんから 2 m 以上離し、自分が隣で普通に会話できる音量を上限にする。

限界

音は「寝つきの補助」で、夜泣きの原因(空腹・体調・室温)は解決しません。毎晩効かない、いつもと泣き方が違う、という場合は音を増やすのではなく、原因のほうを見てください。判断に迷うときは医師や保健師に相談を。

注意したいこと

音量が大きすぎたり、耳のすぐ近くで長時間流したりするのは避けましょう。あくまで「環境を整える補助」として使い、赤ちゃんの様子を見ながら調整することが大切です。合わないようであれば無理に使う必要はありません。市販の乳児用サウンドマシンには、最大音量にすると乳児向けの推奨騒音レベルを超える機器があったという報告もあります(Hugh et al., 2014)。機器から距離を取り、音量を控えめにすることが大切です。

よくある質問

ずっと流していて大丈夫?

必要な時間に絞るのがおすすめです。寝ついたら止める、タイマーを活用するなど、つけっぱなしを避けると安心です。

大人の睡眠にも使える?

はい。ホワイトノイズや雨音は大人の入眠にも使われます。詳しくは睡眠の質を上げる環境音をどうぞ。

まとめ

ホワイトノイズは、安心感とマスキング効果から寝かしつけに使われています。音量は控えめに、必要な時間に絞って、赤ちゃんの様子を見ながら取り入れましょう。Soraniwa でも、やわらかな環境音を試すことができます。

参考文献

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